こんにちは、旭屋書店船橋店の安田です。
第1回の日記から、すっかり時間が空いてしまいました。
申し訳ありません!!
実は5月15日〆切で、候補作を皆さんから出してもらったのですが、
ただそれだけで「さあスタート!」というわけにはいかないのです。
まずは一応、すべての候補作の出版社にひとつひとつ問い合わせて
在庫を確認しなければならないのです。
というのは、以前、酒飲み書店員大賞に選ばれた作品が
残念ながら在庫僅少につき本がそろわず店頭フェアができない、と
いうことがありまして。
いくら選ばれても、売る本そのものがなければ、どうにもなりません。
以来、候補作すべてにチェックを入れることが必須になっておるのです。
(とエラそうに言いつつ、実はとある方に言われるまで
私自身チェックが必要だとは知らなかったのですが、ね。)
今回も調べましたところ、実は1件、在庫僅少作品が含まれておりました。
その作品を選んだメンバーには訳を話して、別の作品に変更してもらいました。
再度チェックを入れたところ、大丈夫とのことで、
ようやく6月初旬に候補作が決定いたしました!
出版社さんの中には「もし在庫がなくても、酒飲み大賞に選ばれたら何が何でも増刷しますよ!」という涙が出るほどありがたいお言葉をかけてくださったところもありました。感謝、感謝です!
ではでは、候補作7作の発表です!
「体の贈り物」 レベッカ・ブラウン 著 新潮文庫
ISBN9784102149317
「愛別外猫雑記」笙野 頼子 著 河出文庫
ISBN9784309407753
「太陽がイッパイいっぱい」 三羽省吾 著 文春文庫
ISBN9784167719012
「弁護側の証人」 小島喜美子 著 集英社文庫
ISBN9784087464290
「忘れないと誓ったぼくがいた」 平山瑞穂 著 新潮文庫
ISBN9784101354811
「コーヒーに憑かれた男たち」 嶋中労 著 中公文庫
ISBN9784122050105
「離愁」 多島斗志之 著 角川文庫
ISBN9784043690039
この7作を7月末日までに読み、1位と2位を投票するという形になります。
私も候補作が発表されてから、さっそく自分の店で全部の文庫を買いこみました。
しかし何かとバタバタしていて、まだ読書のほうは手つかず状態…(^^;
メンバーの中には、もうバンバン読み進めてる方もいらして気持は焦る一方です。頑張らなくちゃ! |